生活の工夫がされ住み慣れ親しんでいくと、どの地でも「住めば都」となるのだろうか?

この前提は国内のどこにでも移り住める状況とする。私は今冬の間はYahooのパーソナル天気に、移りうる可能性のある3箇所の地域の気温を設定しておいて、毎日比較していた。やはり暖かい地は魅力だ。しかし、「その土地の気温」だけでは快適さは決まらない。当然だが、「その家の作り」も大きく効いてくる。たとえ比較的暖かい地でも、やはり冬の外気温は低いから、昔の日本の家のように、すきま風で外気と室内が同じ程度の温度だと、辛いだろう。一方、夏は室温が高くなりがちなので、防犯対策がきちんとできて、外気と同じ温度が保たれれば、通風がよいのは逆に好ましい。外気と室内ではどの程度温度差があるかは家の断熱性能、つくりによる (この点において、最近の断熱性能の高いマンションは有利だ)。その2要素が「快適さ」に効いてくるが、各自の耐性・許容能力もあるだろうから、式的には

 

「各自の許容能力」x「土地の差」x   「家の作り」x  「生活の工夫」= 「快適さ」

 

となる (この x は、掛け算を意味しているのではなく、関数の意である。念のため)。比較的暖かい地で断熱性能の高い家を作れば、両方◯ならば快適になるのは明らかだ。それは現代の建築技術では不可能な話ではなくなりつつある。でも、諸般の事情でそれができないこともある。前3つのどれかが△であったとしても、対策・改善による第4の側面の「生活の工夫」を加味して、不足分を補いながら、適度の快適さへの折り合いをつけるか、それが私達のテーマであろう。私の第3ステージでの「エコライフ」で取り組んでいく課題はそれである。

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